視聴:https://youtu.be/6iWm_Y87KZY
EMiKO VOiCE 、初のソロ名義アルバム!
ジャズ,ブラジルから端唄まで
和洋の曲を一つのテイストにまとめ、
EMiKO VOiCEワールドを展開した意欲作!
1 酒とバラの日々 / Days of wine and roses
2 さのさ (俗謡)
3 カンタドール /o Cantador
4 やさしい伴侶を/ Someone to Watch Over Me
5 東京節~パイノパイノパイ~
6 想いあふれて /Chega De Saudade
7 星に願いを /When You Wish Upon A Star
8 明日ハ晴レカナ、曇リカナ
ZIP0058 2017 7.16発売
EMiKO VOiCE vo.
佐藤浩一 piano
太田朱美flute
谷殿明良 trumpet
会田桃子 violin
岡田ケイタ druns
Produced by EMiKO VOiCE
All Arrangements by 佐藤浩一
ーーーーーー
ギタリスト助川太郎とのボサノバユニット「メヲコラソン」、
女性3人のボサノバ・コーラス・グループ「トレス・パッサリーニョス」(3羽の小鳥)、
ピアニスト柳原由佳との南米音楽ユニット「エンヤナ」
ここまでなら、ボサノバ・シンガーとして想像できる範囲だろう。
その一方で、山下洋輔を師とするフリージャズ・ピアニスト、スガダイローとのDuoではスリリングな競演で攻めてくる。
それに、「スキャット番長」の異名を持つだけあって、
ゴキゲンなスキャットを聴かせてくれる。
そんな多彩な表現力を持つEMiKO VOiCEが出した
初のソロ名義のNew Album、それがこの "Carta ~ 手紙"だ。
このアルバムを初めて聴いたとき、ぶっ飛んだ。
そして、顔がニマニマとしてきた。
なんだ、この独特の世界観は!
楽しい♬
スタンダードジャズからボサノバ、はたまた日本の端唄まで、
EMiKO VOiCEの世界観をあますことなく聴かせてくれる。
まさに音の万華鏡のようなアルバムだ。
多様なジャンルの曲にフリージャズのエッセンスをふりかけ、
得意のスキャットを織り込み、
EMiKO VOiCEでしか表現できない声で艶やかに歌い上げている。
多様なジャンルの曲にとまどうかもしれないが、
一貫しているのは、まごうことなきEMiKO VOiCE Word!
曲をジャンル分けすることの無意味さを知るだろう。
何者にも似ていない、
これはまさしくEMiKO VOiCE World なのだ。
この世界観に入り込んでしまったら、
もう楽しみしかない。
誰にも似ていない、EMiKO VOiCEの世界。
どっぷり浸かってください。
踊る音楽評論家 E N N